自動お見積|印刷仕様入力フォーム
製本方法について
無線綴じ
無線綴じ製本とは、本文の背に溝状のキズ(ガリ)を入れて高温で溶かした糊(ホットメルト)をつけ、表紙でくるむ製本方法です。耐久性が高く、ページ数が多い冊子によく用いられます。
別名、くるみ製本とも呼ばれます。
中綴じ
中綴じ製本とは、2つ折にした紙の折目の部分を針金留めする製本方法です。通常はページ数が少なく4で割り切れるページ数(8ページ、12ページ、16ページ…)の冊子に用いられます。無線綴じと比較すると耐久性はやや下がります。
まったく同じ要領ですが、2つ折りした紙を重ねるだけで針金止めをしない「中折り」という方式をとる場合もあります。
綴じ方向について
通常、本文が縦書きの場合は右綴じに、横書きの場合は左綴じとなります。
上質紙
冊子もので最もよく使われる、比較的安価の用紙です。印刷仕上がりは落ち着いた風合いとなるので特にモノクロ印刷に適します。
コート紙
紙表面にコーティング加工がされたツヤツヤとした光沢のある紙です。文字、写真ともに発色がよく鮮明に印刷されるため、カラー印刷に適します。
マットコート紙
紙表面にマットコーティング加工がされた紙です。文字、写真ともに鮮明ながら、コート紙より比較的落ち着いた色合いに仕上がり、カラー/モノクロ印刷両方に適した紙です。
書籍用紙
一般書籍にも用いられる、やや黄色味がかった紙です。印字が落ち着いた感じになるため目にやさしく、読み物など文字を多く長く読ませたいモノクロ印刷物に最適です。逆に、色が暗く沈みこむため忠実な色再現が必要なカラー印刷にはあまり適しません。
トビラについて
「トビラ」とは、本文の章や節などの冊子の区切りとなる部分に挟み込むページです。
冊子をパラパラとめくるだけでその区切りが分かるよう、本文とは異なる色の用紙に、見出しのみの印字、といったごくシンプルな内容にするパターンがよくとられます。
※本文と同じ用紙でトビラをつける場合は、本文ページ数に含めてご注文ください。
表紙まわりについて
表紙まわりについては、「表紙ウラ」「裏表紙」「裏表紙のウラ」などとすると特に口頭での伝達時に混乱が生じるので、「表1」から「表4」までの番号で表現することが一般的です。
- 【表1】 いわゆる表紙の面
- 【表2】 表1(表紙)のウラ面
- 【表3】 表4(裏表紙)のウラ面
- 【表4】 いわゆる裏表紙の面